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記事: 6/3(土)-6/6(火)上原店にて田鶴濱守人個展「デカルコマニア」を開催!

6/3(土)-6/6(火)上原店にて田鶴濱守人個展「デカルコマニア」を開催!

6/3(土)-6/6(火)上原店にて田鶴濱守人個展「デカルコマニア」を開催!

6/3(土)-6/6(火) FOOD FOR THOUGHT上原店にて、陶芸家・田鶴濱守人さんの個展「デカルコマニア」を開催いたします。

初日の11時半までは予約チケット制。*予約枠変更しました

以降はご予約なしでお入りいただけます

チケットは、5/30(火)22時より当店チケット予約専門サイト(foodforthoughtshop.net)で受付を開始します。

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なぜ「デカルコマニア」なのか。

田鶴濱さんの作品名には「デカルコマニー」という言葉が度々登場します。
デカルコマニーとは、フランス語の「décalguer(移す/転写する)」に由来するもの。紙などに描いた絵を転写する技法の事をデカルコマニアと呼びます。広く絵画で用いられており、紙と紙の間に絵具を挟み、開いて偶発的な模様を生み出します。模型などに使うデカールの語源でもあります。

総じて俯瞰すると、意図的ではなく、偶然できた現象を取り入れた作品が多いことが田鶴濱さんの特徴のひとつ。そして偶然と必然のコントロールが実に素晴らしい。今回はそんな田鶴濱さんの作品を「デカルコマニア」と題してご紹介します。

油絵を修めた田鶴濱さんだからこその、土の滋味を大切にしつつも美術技法を取り入れ、上質なウィットに富んだ作品群。”知る人ぞ知る”彼のピースを、上原店の目の肥えたお客様にぜひ見ていただきたいと思っていました。

人が集まる席で出せば、「素敵!この器だれの??」と必ず聞かれる事でしょう。数が揃いにくいため、人とかぶることも少ないはず。

作陶で田鶴濱さんが一番大切にしていること
「作り込み過ぎず、土に触れた時の感覚に従って作りたい」。

デカルコマニー作品が生まれたきっかけもまた自然の導きによるもの。ご本人曰く「この技法は実は偶然できたものです。板の上に作品を置く時に、くっつかないように粉を乗せていたら表れた模様です」。これを衣装に組み入れるセンスは氏ならでは。

デカルコマニーは主に板皿、フラットプレートや蓋もので登場します。デカルコマニーの偶然性と土の魅力をダイレクト感じる粉引との親和が、田鶴濱さんにしかない作品の魅力を生み出します。”転写する”という意味では、田鶴濱さんの人気作品の一つ「コロコロ印判」シリーズもデカルコマニーのひとつと言えます。一つとして同じものが無いところに、本来”やきもの”が持つ一期一会の魅力があるのです。

今回は当店初個展ということもあり、これまでご紹介できていない様々なバリエーションの作品を焼いて頂きます。枯木釉、枯粉引、クールな印象の粉引グレー、当店では初登場の半磁器、印判など。食器類から個展ならではの大物まで多様に揃います。

さて、田鶴濱さんの作品はご家庭でとっても使いやすい優しさに溢れています。加えて器、料理を愛する玄人からの支持が厚いのも大きな特徴。

古物との親和性や、どことなく和洋折衷の香りがあるため、現代日本の食卓・店舗において、お手持ちの器との相性も抜群です。

プリミティブさをモダンなフレンチに敢えてぶつける。
半磁器を韓国料理に合わせる。
印判シリーズを中東料理に。
水にくぐらせて土味を出した粉引にお刺身を。
大物は空間の強いステートメントピースに。

田鶴濱作品は、ご家庭ではもちろん、飲食店・ホテルや旅館でも強い武器になる事でしょう。

6/3(土)からです。どうぞご期待ください。

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田鶴濱守人「デカルコマニア」
FOOD FOR THOUGHT 上原店
6/3(土)-6/6(火)
OPEN 11:00~18:00

初日11時半まで予約制
以降は予約不要でどなたでもお入り頂けます。

チケットは、5/30(火)22時より当店チケット予約専門サイト(foodforthoughtshop.net)で受付を開始します。


フードフォーソート上原店
〒151-0064
東京都渋谷区上原2-33-4
03-6416-8294