
7月4日(土) - 7日(火)「高橋禎彦 展」@上原店にて開催いたします!
FOOD FOR THOUGHT上原店では、7月4日(土) - 7日(火)
ガラス作家・高橋禎彦さんの当店初個展「高橋禎彦 展」を開催します。
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私たちFFTが待ち望んできた高橋禎彦さんの初個展。ついに開催の運びとなりました。
先駆者として、アートピースから器までを隔たりなく手がけ、国内外から評価を受け続けている高橋さん。ガラスというメディウムを余すことなく活かしながら、ご自身の世界をつくり出します。
特に作品がまとまって並んだときの没入感は圧倒的です。優れた作家に共通することですが、作品群そのものがひとつのステートメントとして立ち上がってくる。涼しげな表情のガラスたちの奥に宿る、確かな熱量に心を動かされます。
今回の「高橋禎彦 展」の作品には、作家が工房を始めた頃に買い集め、長くストックしてきた色ガラスが使われています。
ガラスは、金属などを加えることで色を帯びます。窯全体のガラスに色をつける方法もありますが、透明なガラスと棒状の色ガラスを組み合わせることで、さまざまな色を作品に取り入れることができます。
今回の器は、透明なガラスの層のあいだに色ガラスを挟み込むようにして成形されています。内側に薄く透明な層があることで、見込みに奥行きが生まれ、色がやわらかく美しく立ち上がります。
使われている色ガラスの多くは1980年代のもの。
膨らませる前はどれも濃く、ほとんど黒く見えるため、長いあいだ眠っていた素材を掘り出しながら、あらためてその色の美しさに気づいたそうです。
なかには、現在では手に入りにくい色や、金を含んだ高価な赤もあります。古い素材を、いま少し贅沢に使ってみる。その時間の重なりも、今回の作品の魅力のひとつです。
ガラスの色や質感は、ただ眺めるものというより、体験するものに近いのかもしれません。食材や花の自然な素材感に触れるように、器に何かを注いだり、盛ったりすることで、色や光がふっと立ち上がる。
ガラスは変質しにくい素材なので、古い色ガラスも今のガラスと同じように使うことができます。高橋さんがかつてドイツで働いていた工房の倉庫から持ち帰った1940年代の色ガラスも、今回いくつか使われているそう。
素材として大きな違いがあるわけではない。けれど、そこに流れている時間を思うと、その情緒的な価値は計り知れません。
“Art lies in the diversity of the viewer’s perception.”
ガラスという曖昧で美しい対象を、さまざまな使い手がそれぞれの捉え方で愉しむこと。その行為もまた、ひとつのアートであると言えます。
私店主は今回の作品を見て、ガラスの器というものは“使うオブジェ”なのだと改めて思いました。
料理や飲み物を受け止める道具でありながら、光や色、時間そのものを抱えている。そういう器が食卓にあることは、FFTが目指す暮らしの豊かさと重なります。
お運び頂く皆さまと、この素晴らしいガラスの世界を共有できることを楽しみにしています。(Igarashi)
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「高橋禎彦 展」
2026年7月4日(土) - 7日(火)
11:00 - 18:00
FOOD FOR THOUGHT / フードフォーソート上原店
〒151-0064
東京都渋谷区上原2-33-4
03-6416-8294


