2025/1/11(土)~14(火)「森岡成好・森岡由利子展」を開催します！@上原店

2025年の1月11日(土)~1月14日(火)FOOD FOR THOUGHT上原店で
「森岡成好・森岡由利子展」を開催します
OPEN 11:00 - 18:00(全日予約不要)

◆

同じ”やきもの”を生業にする多くの作り手が「目標」「憧れ」と口にするの森岡成好さん、森岡由利子さんご夫妻。

昨年の同じ時期に引き続き、ご夫妻揃っての展示開催が再び叶います！個展規模ではないのでトランクショーのようなものと捉えてください。

高野山の麓、人里から離れた山の中に自分達の手で家と仕事場を建て、10m超の薪窯を中心に数基の窯を築窯。成好さんのシグネチャー”南蛮焼締”は、一度の窯焚で数十トンの薪を消費し、10日間火を入れ続けて一度に数千個の作品を焼き上げます。このスタイルで40年余。今までどれくらいのカロリーを土に封じ込めてきたのだろうと考えると、存在そのものがミスティックに昇華されます。

今回は当店ディレクター渡辺有子がご夫妻の窯を訪問。”料理家目線で使いやすい器”という切り口でキュレーションした珠玉のピースが並びます。

成好さんの作品は南蛮焼締に特化。最初はカラッと乾いた硬質なトーンが印象的な南蛮ですが、日々の使用で食材の油分を吸収していくことにより肌に艶が出て、色味も落ち着き、唯一無二の美しい存在に変化していきます。修繕しながら毎日毎日使ってほしい。一生かけて育てて頂きたい名品が揃います。とにかく私たちは、ある程度器を集めているお客様には、こういう一生付き合える器を使ってほしいと思っています。店主の隠れたおすすめは成好さんのコーヒーポット。絶対に持つべき作品だと思っています。

由利子さんの作品は、素焼きをしない”生掛け”の白磁。こちらも薪のカロリーを浴びて、重厚さと高級感溢れる独特な存在感を放ちます。今回はあえて使いやすい皿鉢をメインに、初めて由利子さんの作品を手に取るお客様にもコレクションしやすいラインアップ。李朝の影響を色濃く受けた蓋物や花器類、ハレの日の食卓で使いたい高台皿などの人気作品も並びます。

海外での評価が高まり展示が増え、今後さらに手に入りづらくなってくるであろうお二人の作品。

上原の目の肥えたお客様に、ぜひ本物の迫力に触れて頂きたいと思っています。
皆さまのお運び、心よりお待ちしております。

FOOD FOR THOUGHT

◆

「森岡成好・森岡由利子展」
FOOD FOR THOUGHT 上原店
2025年1月11日(土)~1月14日(火)
OPEN 11:00~18:00(全日予約不要)

◆

FOOD FOR THOUGHT 上原店
渋谷区上原2-33-4
03-6416-8294