14 白のうつわ 片口

“白のうつわ”シリーズは、グレーの素地の表面に雪のように白いガラスの粉を溶着させることにより生まれた優しいニュアンスカラーが特徴。器の外側にはサンドブラスト加工が施されており、しっとりとシルキーな肌触り。光をやわらかく内包するその佇まいに、ガラスの新しい魅力を発見する作品です。

手にすっと収まるように、機能面にもこだわりがつまった美しい造形。制作過程でガラスに息を吹き込んだときの、張りのあるナチュラルな曲線も指先から感じることができます。触れていてとても心地よい作品です。表面のマットな表情と、内側の艶のある質感のコントラストも魅力的。

そして水切れも抜群！その使いやすさにとても感動します。ガラスの片口は風味を保ち、お酒そのものの味をじっくり楽しむことができます。ウイスキーなどを飲むときの、水割りに使用する水差しとしても。季節の花をそっと活けても素敵です。

宙吹きのやわらかな造形も相まって、小宮さんの表現する白には非常に柔和な印象を抱きます。日常の食卓からおもてなしの席まで、おだやかな空気をまとった作品と共に過ごす時間は、いつもより気持ちがほぐれてリラックスできるのではないでしょうか。

直径 : 約10cm / 胴径 : 約11cm(注ぎ口含) / 高さ : 約8cm
容量 : 約260ml(満水計量)
作家作品のため±0.5~1.5cmほどの個体差があります。

手作りのガラス作品をご購入の際は、下記の注意をよくお読みください。返品・返金はできません。
*耐熱ガラスではありません、電子レンジ・オーブン・食洗機不可
*全て手作りの吹きガラスのため、製造過程でガラス表面や内部に凹凸などのゆらぎや気泡が生じます。ご使用上全く問題ございませんし、手作りならではのものです。
*返品、返金には一切お受けできません。ご購入の際は、ご理解頂きますようお願い致します。

小宮 崇 (こみやたかし) 略歴
1985年 埼玉県生まれ。
2009年~2017年 新島ガラスアートセンター勤務。
2020年~2023年 富山ガラス工房にて勤務後、
2023年 富山県砺波市にて工房を構える。