





91_B 徳利 (瓢箪)
和歌山県は高野山の麓で作陶されている森岡夫妻。作陶を開始されてから50年経つといいます。
工房には10mを超える巨大な薪窯を中心に数基築窯されています。通常、薪窯の焼成は2~3日かけて行いますが、成好さんのシグネチャーである南蛮焼締は10日間火を入れ続けて焼成。一度の窯焚きで数十トンの薪を消費します。
このように非常に負荷の高い制作方法をされている森岡さん。窯の中の炎のエネルギーそのままを感じるような活き活きとした作品を届けてくださいました。
褐色〜黒のグラデーション。カリッと質量高く焼締まったひさご(瓢箪)形の壺です。
なんとも侘び寂びのある表情。どんなスタイルのお部屋にも実はマッチします。
口径 : 約4cm / 胴径 : 11cm / 高さ : 約15.5cm
*作家作品のため、ひとつひとつ色合い、形、大きさ、厚みなどが異なり、個体差があります。
*焼締の作品には経年変化があります。使いはじめはとくに油の染みがつきやすいのですが、気にせずにどんどん使用していくことで全体に馴染んで器が良く育ちます。気になる場合は使う前に水を含ませ、拭き取ってから使うことで変化しにくくなります。
*返品・返金は一切お受けできません。ご購入の際は、ご理解頂きますようお願い致します。
森岡成好 略歴
1948年奈良県生まれ、和歌山県で育つ。25歳で陶芸を始め、高野山麓の天野に築窯。種子島を訪れた際に南蛮焼締と出会い、以降焼締を中心に作陶。その後、北米〜中米、東南アジア、韓国、インドなどで世界各地の窯場を訪ね歩き、器や土器作りを学ぶ。大壺がニューヨーク近代美術館のパーマネントコレクションに所蔵されるなど国内外から注目されるアーティストである。
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