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記事: 「山田隆太郎トランクショー」12/25(土)~12/27(月)@上原店

「山田隆太郎トランクショー」12/25(土)~12/27(月)@上原店

「山田隆太郎トランクショー」12/25(土)~12/27(月)@上原店


FOOD FOR THOUGHT(フードフォーソート)上原店では、来る2021年12/25(土)~12/27(月)、藤野で作陶する陶芸家・山田隆太郎さんの特別企画展「山田隆太郎トランクショー」を開催致します。

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色々と激動の2021年、FOOD FOR THOUGHTは熱烈ファンの多い山田隆太郎さんで締めくくります。

「トランクショー」。わたくし店主は本業がファッションなどを主とするフォトグラファーなので馴染み深い言葉なのですが、主にアパレルでメジャーコレクションとは別に、顧客さまに特に見せたい作品/一点もの/新しい取り組みなどを、割と自由にかつ小さい規模でお見せするショーのことです。

なかなかうつわ業界では使わない言葉ですが、「常設以上個展未満」の山田さんの今展にはトランクショーがぴったりです。

さて、理由は色々ありますが、わたくしは去年から「壺」の時代がくると言い続けています。今回も山田さんに壺をお願いしようと工房に伺ったところ、話は膨らみ年末に小規模な展示をさせていただく運びとなりました。

「個展」ではありませんから、なんの制約もなく山田さんの「今」の仕事を存分に現して頂きます。成熟期に入った定番のプレート類はもとより、工房に長く眠っていた初期作品を再び焼成したものも。

そして今回の目玉である大壺や人気の中型花器(高さ20cm前後)、個性派の変形花器も多数。

予定にはなかった薪窯にも火を入れてくださる予定ですので、展示までに間に合えば作品の幅はさらに拡がることでしょう。

山田さんの作品は一見荒々しく古典的に見えますが、実は非常にモダンで品が良く、日常使いしやすいのが特徴。グラフィックデザインのバックグラウンドを持っていることもあり、センスはあくまで現代的。ファッション/建築/アートの世界のトップランナー達にもコレクターを持つ、これからがますます楽しみな気鋭の作家。

陶芸家の故・青木亮さんの窯と作業場を受け継いで守りながら、自らに負荷をかけて日々熱量の高い仕事をされています。

今回もポスター原画は弊社スタッフの赤坂菫 (@sumire_akasaka) の作品。工房にて手前の影は山田さんと奥さま。ねこちゃんは愛猫ウシさんです

彼女の作る展示ビジュアルは、誰のマネもしていなくて、身内ながら毎回最高だと思っています。どこかで見たような&似たようなビジュアルが氾濫する今、人と違うものにしか価値がありません。

世の中がクリスマス〜年の瀬へと向けて浮つく時期にこそぜひ見て頂きたい山田隆太郎さんの「思念の塊」のようなハイカロリーな作品群300点弱。

今FFTでしか見られない貴重なトランクショー。土を愛する全ての皆さまに見にきて頂きたい展示です。

FOOD FOR THOUGHT代表 五十嵐隆裕

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山田隆太郎 / Ryutaro Yamada / 略歴

1984年 埼玉県生まれ
2007年 多摩美術大学環境デザイン学科卒業
2010年 多治見市陶磁器意匠研究所終了〜多治見にて作陶
2014年 神奈川県相模原市に拠点を移動、現在に至る

 

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「山田隆太郎トランクショー」
FOOD FOR THOUGHT上原店
2021年12/25(土)から12/27(月)まで
11:00〜18:00 / 予約不要
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FOOD FOR THOUGHT / フードフォーソート上原店
〒151-0064 
東京都渋谷区上原2-33-4
03-6416-8294