16 大皿
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和歌山県は高野山の麓で作陶されている森岡夫妻。作陶を開始されてから50年経つといいます。
工房には10mを超える巨大な薪窯を中心に数基築窯されています。通常、薪窯の焼成は2~3日かけて行いますが、成好さんのシグネチャーである南蛮焼締は10日間火を入れ続けて焼成。一度の窯焚きで数十トンの薪を消費します。
このように非常に負荷の高い制作方法をされている森岡さん。窯の中の炎のエネルギーそのままを感じるような活き活きとした作品を届けてくださいました。
この肌を見てください。10日以上も炎のカロリーを浴び続け、内部からカラッと輝くような赤褐色に仕上がった美しい南蛮の大皿。力強さとともに見るものを包みこむようなおおらかさも感じます。
尺サイズの大皿です。少し深さもあるので鉢としても。煮物などのおもてなし料理には最適です。長年使い続けて行くと、肌が湿度を帯び、色が落ち着き、まるで漆のような趣も出てきます。
この個体は石垣島の土を使用したもの。森岡さんご自身が土の採集から行っているのです。ん。質量が高く良く焼締まった陶肌はまるで石のよう。迫力満点の一点物。
直径 : 約30cm / 高さ : 約6cm
*作家作品のため、ひとつひとつ色合い、形、大きさ、厚みなどが異なり、個体差があります。
*焼締の作品には経年変化があります。使いはじめはとくに油の染みがつきやすいのですが、気にせずにどんどん使用していくことで全体に馴染んで器が良く育ちます。気になる場合は使う前に水を含ませ、拭き取ってから使うことで変化しにくくなります。
*電子レンジ、オーブン、直火のご使用はお控え下さい。
*返品・返金は一切お受けできません。ご購入の際は、ご理解頂きますようお願い致します。
森岡成好 略歴
1948年奈良県生まれ、和歌山県で育つ。25歳で陶芸を始め、高野山麓の天野に築窯。種子島を訪れた際に南蛮焼締と出会い、以降焼締を中心に作陶。その後、北米〜中米、東南アジア、韓国、インドなどで世界各地の窯場を訪ね歩き、器や土器作りを学ぶ。大壺がニューヨーク近代美術館のパーマネントコレクションに所蔵されるなど国内外から注目されるアーティストである。
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令和2年7月23日
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